企業から寄せられた声(文字情報)

株式会社ニューライフサポート

会社概要

所在地: 群馬県渋川市
業種: 医療、福祉
従業員数: 9人

訓練概要

訓練コース: 介護コース
職種: 介護職員
訓練生数: 1人
期間: 平成21年5月1日~8月31日

介護者として、将来につながる基本が学べる有期実習型訓練

株式会社ニューライフサポート
(写真右より)施設長の後藤れい子さん、船津社長、
群馬県地域ジョブ・カードセンター・太田 豊さん、
同・訓練コーディネーター・田嶋敏弘さん

――ジョブ・カード制度を何でお知りになりましたか。

 私どもの高齢者福祉施設「さくら館」は、平成20年9月にオープンしました。デイサービスと、シニアレジデンス(住宅型有料老人ホーム)で高齢者のお世話をしています。地元・渋川で福祉施設を立ち上げると聞いた地域の方々が、「この人なら」と社員・スタッフを推薦、ご紹介してくれましたが、これと並行し、ハローワークを通じて募集も行いました。その情報をご覧になった、前橋商工会議所(群馬県地域ジョブ・カードセンター)の太田さんが直接来館され、ジョブ・カード制度の詳しい内容を説明してくれました。お話を伺ううちに、「この制度は、まさに介護の最前線で働く方を育てるのに最適な制度だ!」と実感し、導入することに決めました。その後、太田さんにはフットワークよく動いていただき、申請や計画書作成のポイントを丁寧に教えていただきました。さらに、訓練コーディネーターの田嶋さんには、雇用・能力開発機構より訓練計画が認定されるまで親身にサポートしていただきました。

――最適な制度だと思われた理由は?

 実は私は、この介護福祉施設を立ち上げる前は、地元の銀行に勤務していました。銀行では行員が入行すると、研修を徹底的に行います。お客さまの大切なお金を預かる責任の重い仕事ですから、銀行や行員の理念、金融の何たるかをみっちり教育した上で現場に出すのです。私は常々介護の世界も同じだと考えていました。私たちが扱うのは機械や製品ではありません。「人生をしっかり生き抜いてきた大切な方々」のお世話をするのです。それには、介護の仕方・技術はもちろん必要ですが、それ以上に、介護の理想や理念、考え方、そして介護者の人間性の涵養が重要だと思います。ジョブ・カード制度は、実習と座学によって、介護の核心である理想や理念、基本を体得してもらえる、またとない機会です。それは、今後介護者としての将来を左右するといってもよいほどの、貴重な体験になると思います。

看護師、介護福祉士等の有資格者が訓練を実施

株式会社ニューライフサポート
船津社長

――実際の訓練はどのように行ったのですか。

 訓練のプランは当館の後藤施設長が立ててくれました。後藤施設長は介護学校の先生の経験を持つベテランであり、その経験を大いに発揮してくれました。訓練には、当館の看護師、介護福祉士、訪問介護員(ヘルパー)といった経験豊かな有資格者があたりました。
 OJTでは接遇マナーやコミュニケーションのとり方といった基礎から、食事、口腔ケア、入浴、更衣といった日常生活支援まで、日々の仕事の中で細かく訓練するとともに、OFF-JTでは後藤施設長の講義を中心に介護の理念や当館の経営方針、介護サービスの意義や実際について学んでもらいました。また、職業倫理や個人情報保護、そして認知症や高齢者特有の病症などの医療面についても、基礎知識を習得してもらいました。

今回の訓練がきっかけとなり、資格取得を目指す

――訓練生の様子はいかがでしたか。

 訓練生の諸田さんは、以前介護の現場で仕事をしていた経験がありました。何年か別の仕事に就き、ブランクがありましたが、今回の訓練であらためて介護や自分の仕事について、見つめ直すよい機会になったとのことです。さらに今回の訓練で、私たちと諸田さんが介護やご本人の将来について、本音で話す機会があり、双方で理解が深まったことは、大変有意義でした。今、諸田さんは正社員として毎日はつらつと、熱心に仕事をしてくれています。ご本人は、今回の訓練がひとつのきっかけとなり、将来、介護福祉士の資格を取るための勉強を始めたようです。当館にとっても頼れる存在であり、私たちもご本人のスキルアップを応援したいと思います。