企業から寄せられた声(文字情報)

株式会社マシンヘッド

会社概要

所在地: 神奈川県横須賀市
業種: 情報通信業
資本金: 1,000万円
従業員数: 20人
URL: http://www.machine-head.co.jp/

訓練概要

訓練コース: システム開発技術者養成コース
職種: システムエンジニア
訓練生数: 1人(終了後に正社員採用)
期間: 平成22年4月~9月
訓練種別: 実践型人材養成システム(基本型)

1.制度の活用に取り組んだ目的

 当社では、即戦力となる人材の採用がなかなか難しく、未経験者を一から育てていました。しかし、当社のような中小企業では、経費もさることながら、少ない人員で新入社員を教育することは至難の業です。多大な時間と経費を費やす新入社員への教育は、時として無駄に終わることも少なくないため、そのリスクを軽減できる制度を模索していました。
 そのような中で、ジョブ・カード制度を知りました。助成金を受給できることに加え、この制度を活用することによって、より充実した訓練カリキュラムを導入できるのではないかと思いました。
 また、訓練を実施する過程では、実際に活躍している社員が新入社員に教える技術や心構えを身に付けることができますので、社員自らの技術力を高め、併せてチームワークの重要性を認識することに繋げることができればと思って、この制度を活用した訓練を実施することに決めました。

2.具体的な取組内容

株式会社マシンヘッド
社員によるOff-JTの風景

 訓練カリキュラムの作成に当たっては、初歩的なことから段階的に学べるようなものにしました。また、当社のニーズに合った訓練カリキュラムとするため、外部の教育訓練機関についての調査を徹底し、外部の講習で学ぶことと社内で学ぶことを効果的に組み合わせ、効率の良い計画を立てるように工夫しました。
 認定申請書類の作成に当たっては、ノウハウがない我々だけで実施するのはやはり難しかったのですが、横須賀商工会議所の神奈川県地域ジョブ・カードセンターの訓練コーディネーターの方に全面的に協力、指導してもらいましたので、とても助かりました。
 総務部門に申請担当者を配置し、横須賀商工会議所との連携を密にしながら、申請書類を作成するとともに、訓練を担当する技術部門の社員には、訓練の全容や意義の周知を図り、全社的に意思を統一しました。
 雇用・能力開発機構の神奈川センターに認定申請書類を提出する際も、横須賀商工会議所の方に同行してもらうことによって、同センターと当社との間を繋いでもらいましたので、安心感があり、本当に助かりました。
 訓練の実施に当たっては、訓練カリキュラムの教科別に訓練指導者を選定し、指導法についてディスカッションを重ねると同時に、各自の持ち味を尊重する方針も確認しました。OJTにおいては、指導者と訓練生の双方で習熟度についての振り返りを行い、併せて訓練指導者の反省会を定期的に行ったことも有効でした。

3.阻害要因とそれを乗り越えるための工夫

 認定申請に当たっては、パンフレットをよく読んだり、雇用・能力開発機構の神奈川センターによる説明会に参加しました。しかし、専門用語などが多く、なかなか理解できなかったところがありましたが、横須賀商工会議所の支援のお蔭で申請にこぎつけることができました。
 雇用・能力開発機構の神奈川センターにおける審査の過程では、細かな部分で修正を求められたり、審査が複数の部署にまたがるなど、手間のかかることが多くありました。業を営みながら申請する企業側の立場を理解したスムーズな申請方法などを採用してもらうと、この制度の活用がもっと進むのではないかと思います。
 訓練の実施に当たっては、外部講習の実施機関や当社、訓練生の都合などによって、スケジュールどおりに実習を進められないこともありましたが、柔軟に再調整することで解決できました。

4.制度の活用による具体的な効果

株式会社マシンヘッド
(株)マシンヘッドの皆さん

 何よりも、当社のニーズに合った人材を採用できたということです。ジョブ・カード制度は、社員の教育に有効なシステムであるとともに、今回作成した訓練カリキュラムは、当社の教育体系を確立することにも役立ちました。また、指導する側の社員のキャリア・アップにも効果がありましたので、今後も、この制度を積極的に活用していきたいと思います。
 加えて、外部講習を受講させることによって、訓練生のモチベーションが上がり、非常に有効でした。中小企業にとっては、外部の教育訓練機関の活用に当たっての経費負担は大きいものがありますので、助成金は中小企業にとって有効だと思います。

実践型人材養成システム

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有期実習型訓練の概要