企業から寄せられた声(文字情報)

特定非営利活動法人プロサポート

会社概要

所在地: 群馬県桐生市
業種: 教育・学習支援業
資本金: 92万円
従業員数: 6人
URL: http://prosupport-gunma.org

訓練概要

訓練コース: インストラクター養成コース
職種: 各種学校教員
訓練生数: 1人(終了後に正社員採用)
期間: 平成21年10月~22年2月
訓練種別: 有期実習型訓練(基本型)

1.制度の活用に取り組んだ目的

特定非営利活動法人プロサポート
日商簿記講座

 当法人は、パソコン教室と日商簿記教室を開催しています。平成20年のジョブ・カード制度のスタート以降、有期実習型訓練の Off-JT機関として、簿記講座やパソコン講座を開催して訓練生を受け入れてきました。
 そのような経緯から、前橋商工会議所の群馬県地域ジョブ・カードセンターの訓練コーディネーターとは、再三にわたって Off-JT講座の内容に関する打ち合わせを行っていましたので、ジョブ・カード制度の趣旨と内容は十分に承知していました。
 当初は他社の Off-JT講座を受け入れているだけでしたが、当社でもスタッフの増員の必要性が生じたことや自らが有期実習型訓練を活用することで、少しでも Off-JTを受講する企業(訓練生)の立場に立った講座の企画・運営に繋がるのではないかとの狙いもあって、ジョブ・カード制度を活用することにしました。
 初回は平成22年2月終了のコース、2回目は平成23年4月終了予定のコースと合わせて2回の有期実習型訓練を実施して、基本型で1人ずつのインストラクターを養成しています。

2.具体的な取組内容

特定非営利活動法人プロサポート
パソコン講座

 訓練生は、日商簿記2級の資格とパソコンスキルを既に有していたため、Off-JTでは訓練生のスキルの1ランク上位の日商簿記1級講座とパソコン上級講座を主として実施し、OJTとしては日商簿記3級講座とパソコン入門講座のインストラクター補助を行いました。
 私どものような教育・研修機関のインストラクター養成の場合は、自社内講座を実施することで Off-JTは可能となるため、社外の教育訓練機関を探さなければならない他の多くの業種と比べて、また、私どもの場合でもインストラクター以外の職種と比べて、Off-JTの訓練カリキュラムの作成や訓練の実施をスムーズに行えたことは幸運でした。

3.阻害要因とそれを乗り越えるための工夫

特定非営利活動法人プロサポート
インストラクターによるOJT 訓練

 前述したとおり、Off-JTの実施面では大きな阻害要因はありませんでしたが、OJTのインストラクター補助では、レベルの異なる訓練生に対しての指導方法(話し方や説明の仕方)に大きな困難が伴いました。
 インストラクターは、本人が持っている知識や技能を教科書の内容に沿って教えるのが業務です。一般的な職種では「知る、分かる」から「できる」までレベルアップすれば、一通りの仕事はこなせますが、インストラクターは、そこからさらに「教える」ことができるレベルまで能力を向上させなければなりません。そこで、Off-JTは実力より1つ上のレベルを受講させ、知識の習得の他に 教え方も同時に習得できるように指導しました。
 また、OJTでのインストラクター実習は、知識が十分に発揮できるレベルを実習の訓練カリキュラムとすることで、先輩のインストラクターの指導のもとに徐々に余裕と自信が出始めて、当初緊張していた訓練生も、笑顔が出るくらいになりました。

4.制度の活用による具体的な効果

 有期実習型訓練は、Off-JTに時間をかけて計画的に人材を育成できることが大きなメリットです。この制度を活用できたことで、知識に余裕をもって講座に立てるようなインストラクターを育成できたことはもちろんですが、当社で有期実習型訓練を活用したことでジョブ・カード制度の内容がより一層理解でき、Off-JT希望の企業に対しては、より効果的な講座の対応ができるようになりました。
 制度活用の直接的な効果ではありませんが、前橋商工会議所の訓練コーディネーターの助言により、群馬県の認定職業訓練施設として、日商簿記の資格に適合した3コースとパソコン講座の初心者コースから上級者コースまで18コースの認定を取得しました。
 これによって、有期実習型訓練の Off-JTに加えて、実践型人材養成システムの Off-JTとして活用してもらうことができるようになり、業務の枠が拡大したことも、大きな収穫でした。

有期実習型訓練の概要

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有期実習型訓練の概要