企業から寄せられた声(文字情報)

浜島防災システム株式会社

会社概要

所在地: 愛知県豊川市
業種: 建設業
資本金: 4,050万円
従業員数: 59人
URL: http://www.hamajimabousai.co.jp

訓練概要

訓練コース: 消防設備士施工管理技術取得コース
職種: 建築技術者
訓練生数: 1人(終了後に正社員採用)
期間: 平成24年4月~7月
訓練種別: 有期実習型訓練(基本型)

1.制度の活用に取り組んだ目的

浜島防災システム株式会社
愛知県豊川市にある会社の全景

 当社は、昭和35年2月に創業しました。愛知県豊川市に本社とパイプ加工工場を、安城市と名古屋市に支店、研修センターを豊田市に置き、愛知県全域で防犯・消防用設備の設計・施工・メンテナンスや防災用品の販売を行っています。
 防犯・消防用設備を取り扱うためには、法令や機器の基礎知識から取り扱い方など、様々な法令を深く理解し、正確に作業することが求められます。未経験者を雇用するうえでは、基礎知識の習得から機器の取り扱いまで訓練する必要がありますので、社員教育には、以前から熱心に取り組んできました。
 そのような中、豊川商工会議所の愛知県地域ジョブ・カードサポートセンターの企業開拓推進員と訓練コーディネーターの方から、ジョブ・カード制度の有期実習型訓練の説明を受けました。訓練カリキュラムを体系化できる良い機会であり、さらに訓練に係る経費の負担を軽減できることを知りましたので、この制度を活用するに至りました。
 

2.具体的な取組内容

浜島防災システム株式会社
Off-JTの実施風景

 当社では、あらゆる消防設備をトータルサポートし、任せて安心・安全・満足されることを強みとして、有資格者の多いプロ集団を目指しています。企業人としてビジネススキルを身に付けたうえ、消防関連法令や消防設備機器取扱、施工方法など、基本的な業務を理解し、防災業務を正確に行う業務遂行能力を習得してもらうことを目的として、有期実習型訓練(基本型)の消防設備士施工管理技術取得コースを4カ月間で実施しました。

(1)OJT(計416時間)
消火栓やスプリンクラー、自動火災報知器、非常放送設備などの消火設備の工事実習を実施。

(2)Off-JT(計112時間)
学科としては、安全衛生や工事基礎業務、関係法令、設備士資格について講義し、実技としては、機器の種類と構造、管材の種類と名称、消火設備機器の種類と名称、消防設備ポンプの種類と名称について教えました。

 Off-JTは、社長や役職者が講師となって当社で行い、特に実務で重要となる関係法令と設備士資格、機器の種類と構造に関しては、多くの時間をかけて実施しました。

3.阻害要因とそれを乗り越えるための工夫

 有期実習型訓練の訓練期間が4カ月だったため、当初は、Off-JTの講師を担当する社員から、「期間が長過ぎるのではないか」との意見がありましたが、訓練を行う目的などを説明し、理解を得て対応してもらいました。また、スケジュールについては、社内の行事と訓練日が重なってしまうこともありましたので、調整が難しいこともありましたが、何とか対応できました。
 加えて、訓練カリキュラムの確認申請とキャリア形成促進助成金の支給申請に係る提出書類が多いために、準備するためには大変苦労しました。しかし、愛知県地域ジョブ・カードセンターの訓練コーディネーターの方から、親身になって丁寧に教えてもらいましたので、対応することができました。

4.制度の活用による具体的な効果

 ジョブ・カード制度の有期実習型訓練に取り組み、訓練カリキュラムを作成したことによって、教える側と教えられる側の目的意識が明確となりました。また、講師を務めた社員と訓練生との意思疎通を図りながら訓練を実施できたことから、訓練生は真剣に訓練を受講できたうえ、消防設備士の資格を取得するための基礎知識と器具の取り扱いについては、しっかりと学んでもらうことができました。
 正社員となった現在では、消防設備士の資格取得に向けて勉強するとともに、日々の業務も頑張っています。将来は、当社を支えていく人材になってほしいと思っています。
 さらに、キャリア形成促進助成金を受給したことによって、経費負担の削減を図れたことも良かったと思います。
 今後も、ジョブ・カード制度の有期実習型訓練を活用し、将来は当社の幹部となる正社員の採用に役立てていきたいと思います。

(平成24年11月現在)

有期実習型訓練の概要

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有期実習型訓練の概要